2020年 03月 22日
【海で拾った石】 十二石「十二ヶ月」
1月は赤と紫の発色が美しいレアな石。
(全部レアなんですけどね。)
これと10月の石は同じ浜、同じ日に拾って興奮しました。
赤と紫、なんとなく和で、そして新年を寿ぐ、そんなイメージ。
2月は私の生まれ月でもあります。
半透明の石はけっこうありますが、ピンクの半透明はレア。
光に透かすととてもきれいです。
石拾いを始めて1ヶ月くらいで拾った奇跡の石。
白梅紅梅、春が待ち遠しいイメージです。
3月は芽吹きの季節。
萌え出づる春。
明るい黄緑、こんな色も、ころんとした形もレア。
4月は光にあふれ花が咲き、新しい季節が始まる。
半透明で中から光っているようにも見える石です。
5月は山陰がいちばんお天気に恵まれる、晴れて気持ちのいい季節。
風薫る5月のイメージです。
6月は紫陽花の季節、紫陽花の紫、そして和菓子「水無月」もなんとなくイメージしました。
白地に透き通る紫がシックで美しい。
7月は海。
島根の海の色。
海の色の石はたくさん集めていますが、中でも深く美しい青を選びました。
8月は...燃えています。笑
実は8月の石は一番迷いました。
暑さ、熱さの「燃える」でもあるのですが、夏の壮大な夕焼け、赤く染まる空と海のイメージです。
夏が行ってしまう、切なさのイメージもあります。
そんな石がいくつかある中からこれを選びました。
9月は9月生まれの叔母(絵を描く人)のイメージや、なぜか9月に美術館を訪ねることが多いので。
芸術の秋ですね。
アントニオ・カルロス・ジョビン「3月の雨」(ブラジルは季節が逆なので3月→9月)やデヴィッド・シルヴィアン「September」の連想も重なっています。
10月は実りの秋、祝祭のイメージです。
燃え盛る炎のようにも見えますね。
11月は夜、ひとりで過ごす時間。
なぜかオフコースなんですが、静かなジャズでもよいかと。笑
12月の石はこれだけモノトーンなのですが、私にはとてもゴージャスに見える石。
ファンタジー作品に出てくる秘密の石、何か特別な力を秘めた石。
1年の最後にふさわしい石です。
好きな石と、月のイメージと、その月に生まれた人のイメージと、12個並べたときのバランスと、あれこれ考えて迷って選ぶのが楽しかったです。
最後まで入れ替え入れ替えしていたので、次に選ぶときは違ったコレクションになるかもしれません。
TwitterやInstagramでもさまざまリプライをいただきました。
地味かな?と思った9月や11月が意外に気になる方がいらっしゃいました。
たくさんの方に見ていただけて嬉しいです。
azukki的十二石「十二ヶ月」
— azukKi (@azukki_) March 18, 2020
十二ヶ月、それぞれの月のイメージで石を選んでみました。
あなたは何月が好きですか?
あなたの生まれ月の石はどれでしょう?
お気に召したら幸いです。#十二石#海で拾った石#島根の石 pic.twitter.com/AacdfAS9sE