2017年 04月 07日
温泉津温泉(ゆのつおんせん)
最近ひそかに温泉にハマっておりまして、先日は温泉津温泉まで行ってきました。
「温泉津温泉」と書いて「ゆのつおんせん」と読みます。
温泉津とは温泉のある港の意。
石見銀山の銀の積み出し港として栄えた町です。
温泉街というと歓楽街のイメージがありますが、ここは驚くほど静かな、鄙びた町並み。
誰もいない瞬間を狙って撮っているわけではなく、本当に、人がほとんど歩いていないんです。
春休みの日曜日の昼間なんですが。
日帰り入浴できる公衆浴場が2つあります。
ひとつは、1300年の歴史があるという「元湯」。
もうひとつは、島根で唯一、全国にわずか12箇所しかない最高評価の「オール5」で認定されたという「薬師湯」。
調べると、「元湯」はかなり湯が熱いとわかり、熱いのが苦手な私は「薬師湯」に入ってみることに。
入る前に、番台のおねえさん(といってもたぶん私よりお若い)に、少し浸かっては出て休み、少し浸かっては出て休み、を繰り返してください、長湯をすると湯あたりすることがあるので、と言われました。
脱衣所にも注意書きがありました。
入ってみたら、けっこう熱い!
そんなに長くは入っていられません。
短時間で3回くらい入ったり出たり。
それでもじんじんあたたまりました。
こんな温泉は初めてです。
薬師湯のテラスから。
隣の震湯ギャラリーに入ってみました。
ここが源泉だそう。
路地好きなので、あちこち歩いてみました。
ほとんど人の気配がありません。
時がとまったような町。
温泉津の町並みから少しはずれたところにある沖泊(おきどまり)へ行ってみました。
ここも、時がとまったような...
恵比須神社。
火除けの神様を祀ってありました。
今は、本当に、静か。
ここへ来るには、車が行き違えないような狭いトンネルを抜けるので、注意が必要です。
集落に入ってみたいので、またいつか訪ねよう...