azukki的. 姉妹猫mao(黒)とmeo(銀)、天国のノア(黒白) 空と花と石と美しいもの。

温泉津温泉(ゆのつおんせん)


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最近ひそかに温泉にハマっておりまして、先日は温泉津温泉まで行ってきました。
「温泉津温泉」と書いて「ゆのつおんせん」と読みます。

温泉津とは温泉のある港の意。
石見銀山の銀の積み出し港として栄えた町です。

温泉街というと歓楽街のイメージがありますが、ここは驚くほど静かな、鄙びた町並み。


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誰もいない瞬間を狙って撮っているわけではなく、本当に、人がほとんど歩いていないんです。
春休みの日曜日の昼間なんですが。



日帰り入浴できる公衆浴場が2つあります。

ひとつは、1300年の歴史があるという「元湯」

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もうひとつは、島根で唯一、全国にわずか12箇所しかない最高評価の「オール5」で認定されたという「薬師湯」
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調べると、「元湯」はかなり湯が熱いとわかり、熱いのが苦手な私は「薬師湯」に入ってみることに。


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入る前に、番台のおねえさん(といってもたぶん私よりお若い)に、少し浸かっては出て休み、少し浸かっては出て休み、を繰り返してください、長湯をすると湯あたりすることがあるので、と言われました。

脱衣所にも注意書きがありました。

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浴槽のまわりの湯の花がすごい。
入ってみたら、けっこう熱い!
そんなに長くは入っていられません。

短時間で3回くらい入ったり出たり。
それでもじんじんあたたまりました。
こんな温泉は初めてです。



薬師湯のテラスから。
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隣の震湯ギャラリーに入ってみました。

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ここが源泉だそう。
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路地好きなので、あちこち歩いてみました。
ほとんど人の気配がありません。
時がとまったような町。




温泉津の町並みから少しはずれたところにある沖泊(おきどまり)へ行ってみました。

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石見銀山を毛利氏が支配した16世紀後半、銀の積み出しと石見銀山への物資補給が行われた港です。
ここも、時がとまったような...

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映画のロケ地になりそうな古びたたたずまい。



恵比須神社。
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火除けの神様を祀ってありました。
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相当古いものでしょう、お顔がなくなっています。



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温泉津の港よりも多くの船舶が係留していたという記録が残っているそうです。
今は、本当に、静か。
ここへ来るには、車が行き違えないような狭いトンネルを抜けるので、注意が必要です。
集落に入ってみたいので、またいつか訪ねよう...








by azukki_bio | 2017-04-07 20:49 | 出かける | Comments(0)