2016年 09月 23日
オールドレンズ デビュー
あ、ごぞんじない方のために。
フィルムカメラの時代に発売されていたレンズをオールドレンズといいます。
当然、中古しかありません。
OLYMPUSのOM SYSTEMのレンズは量産されて広く出回っていたこともあり、ちょっとネットで調べるとすぐに見つかります。
で、買ったのが OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.8 というレンズ。
きれいで、程度のいいものですが、3000円くらい。
マイクロフォーサーズのレンズと一桁違うお値段です。
デジタル一眼レフやミラーレス一眼に装着するにはマウントアダプターをつけなければなりませんが、安いものなら2000円くらいで買えるので、合計しても5000円くらい。
5000円でオールドレンズが楽しめるなら、ちょっと手を染めてみるのもわるくないんじゃない?
(と、私の中の悪魔が囁いた。このままオールドレンズ沼にひきずりこまれたらどうしよう...)
いやいや、それに、なんといってもOM-Dに装着すると滅茶苦茶カッコよくない??
(これ、大事。)
レンズだけで180gくらいあります。
マウントアダプターを合わせると270gくらい。
重いです。
でも金属の重さと質感が、なんともいいんです。
レンズもカメラも軽い方がいいと思っていた自分はどこへ行ったんだ?っていうくらい、ずっしりとした重みを何度も確かめては、にまにましてしまう。
オールドレンズは自分でピントを合わせなくてはなりません。
ふだんはカメラまかせのオートフォーカスでピピッと即ピントが合ってくれますが、自分でフォーカスリングを回してピントを合わせる...これが難しい。
でも昔のカメラでは皆こうやって撮っていたんですね。
画角の似たマイクロフォーサーズのレンズ(よく猫を撮っているPanasonic LUMIX G 42.5mm F1.7)で撮り比べてみました。
絞りは同じ1.8で。
デジタルはくっきりはっきりですね。
ハナミズキを撮ってみました。
撮った日は違うし、下はやっぱりピントが甘いけれど、なんとなくやわらかいんですよねオールドレンズ。
これからいろいろ、遊んでみるつもりです。
なお、オールドレンズについて、わかりやすい解説は こちら