azukki的. 姉妹猫mao(黒)とmeo(銀)、天国のノア(黒白) 空と花と石と美しいもの。

オールドレンズ デビュー


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オールドレンズなんてまったく興味なかったのに、それにオールドレンズは高いものだと思っていたのに、安いものは数千円で買えると知って急に使ってみたくなったんです...
彩度が低く、レトロでやわらかい雰囲気に撮れるオールドレンズ。






あ、ごぞんじない方のために。
フィルムカメラの時代に発売されていたレンズをオールドレンズといいます。
当然、中古しかありません。
OLYMPUSのOM SYSTEMのレンズは量産されて広く出回っていたこともあり、ちょっとネットで調べるとすぐに見つかります。
で、買ったのが OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.8 というレンズ。

オールドレンズ デビュー_f0169147_18053453.jpg

きれいで、程度のいいものですが、3000円くらい。
マイクロフォーサーズのレンズと一桁違うお値段です。
デジタル一眼レフやミラーレス一眼に装着するにはマウントアダプターをつけなければなりませんが、安いものなら2000円くらいで買えるので、合計しても5000円くらい。
5000円でオールドレンズが楽しめるなら、ちょっと手を染めてみるのもわるくないんじゃない?
(と、私の中の悪魔が囁いた。このままオールドレンズ沼にひきずりこまれたらどうしよう...)

いやいや、それに、なんといってもOM-Dに装着すると滅茶苦茶カッコよくない??
(これ、大事。)
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レンズだけで180gくらいあります。
マウントアダプターを合わせると270gくらい。
重いです。
でも金属の重さと質感が、なんともいいんです。
レンズもカメラも軽い方がいいと思っていた自分はどこへ行ったんだ?っていうくらい、ずっしりとした重みを何度も確かめては、にまにましてしまう。





そして、オールドレンズで初めて撮った記念すべき1枚がこちら。
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ピンぼけ(笑)
でも、なんとなくふんわりやわらかい光に撮れていると思いませんか。

オールドレンズは自分でピントを合わせなくてはなりません。
ふだんはカメラまかせのオートフォーカスでピピッと即ピントが合ってくれますが、自分でフォーカスリングを回してピントを合わせる...これが難しい。
でも昔のカメラでは皆こうやって撮っていたんですね。

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ピントを合わせたつもりなのにモニターで見ると合ってない...視力の問題かも...
(近眼&老眼)
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オールドレンズ デビュー_f0169147_17301548.jpg
絞りはすべて開放(F1.8)で撮りました。



画角の似たマイクロフォーサーズのレンズ(よく猫を撮っているPanasonic LUMIX G 42.5mm F1.7)で撮り比べてみました。
絞りは同じ1.8で。
オールドレンズ デビュー_f0169147_17301503.jpg
オールドレンズ デビュー_f0169147_17301524.jpg
いかがでしょう。
デジタルはくっきりはっきりですね。



ハナミズキを撮ってみました。
オールドレンズ デビュー_f0169147_18340421.jpg
オールドレンズ デビュー_f0169147_18325935.jpg
上がPanasonicのマイクロフォーサーズ、下がOLYMPUSのオールドレンズです。
撮った日は違うし、下はやっぱりピントが甘いけれど、なんとなくやわらかいんですよねオールドレンズ。

これからいろいろ、遊んでみるつもりです。


なお、オールドレンズについて、わかりやすい解説は こちら

by azukki_bio | 2016-09-23 20:45 | | Comments(0)