2014年 05月 11日
伊勢神宮 2014年 卯月
4月の終わり、念願のお伊勢参りに行ってきたのでした。
伊勢神宮外宮「一の鳥居」前にて。
(写真を水彩画風に加工できるiPhoneアプリ「Waterlogue」で加工したものです。)
前日から京都に泊まり、朝、近鉄特急「伊勢志摩ライナー」で出発。
天気予報は「くもりのち雨」。
なんとか降らないでいてほしい。
奈良と三重の県境あたりで車窓からとらえた鯉のぼり。
伊勢市到着。赤福の町。
お伊勢参りは、まずは外宮(げくう)から。
駅前から外宮への参道を歩く。
外宮前。
緑濃い参道はいい匂いの風が吹いている。
御正宮(ごしょうぐう)。
豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られています。
清盛楠(きよもりくす)にもお参り。
「平清盛が勅使として参向したとき、この木の枝が冠に触れたため西側の枝を切らせたという伝承によってこの名で呼ばれています。」
(「伊勢神宮百科典」より)
そしてバスに乗って内宮(ないくう)へ向かう。
雨がしとしと降り始めた。
でも、内宮に着いたら止んでくれた。
一の鳥居。
聖と俗を分ける宇治橋を渡る。
五十鈴川。
一方通行の参道を歩く。
外宮とはまた違った、えもいわれぬいい匂いがする。
花のような。極楽のような。(極楽行ったことないけど)
他の神社でも、よく、いい匂いの風を感じることがある。
・・・ありませんか?
御手洗場へ。
五十鈴川の清浄な流れ。
二の鳥居が見えてくる。
古木に目を奪われる。
神楽殿。
御正宮。写真撮影はここまで。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。
昨年の式年遷宮で新しくなったばかりの社殿が清らかでした。
何かをお願いするとか、感謝するとか、そうした個人的な思いを超えて、ただただ頭を垂れただけでした。
自分は、なかった。
そういう場所なのでしょうか。
お参りのあいだ、雨は止んでいました。
訪れる前に降ってちょうど清められた形。感謝。
帰り道、常世の長鳴鳥が鳴いていました。
再び宇治橋を渡って俗へ戻る。
お伊勢参りに行ったら、ここへ行かなくちゃ。
おはらい町へ。
名物「伊勢うどん」。
濃い色のつゆをよーく混ぜていただきます。
辛そうに見えて辛くない。
うどんは太いけれどやわらかい。
美味しかったです。
おかげ横丁。
そしてそして、是非来たかった、赤福本店。
出来立ての赤福はやわらかくて美味しい。
もう、思い残すことはありません。
あ、いや、次回は夏に来て赤福氷をいただかなくては...
この縁側で五十鈴川を眺めながら、ね。
帰りは近鉄特急「ビスタカー」の2階席でした。