azukki的. 姉妹猫mao(黒)とmeo(銀)、天国のノア(黒白) 空と花と石と美しいもの。

箸先は細く

我が家で使っているお箸は、箸先(「喰い先」とも言う)がごく細くなっているものです。

大黒屋さんの江戸木箸と呼ばれるもの。
写真は私が毎日使っているものです。
箸先は細く_f0169147_22264873.jpg



箸先が細いと、小さなものでも楽につまめるので箸使いが上手になったような気がします。
男組はこのお箸のおかげで魚が食べやすくなったようです。

でもそれだけではなくて、この細さ、味にも大きく影響すると思っています。
箸先が細い方が、料理の味を繊細に感じることができて、より美味しく感じられる。
口元にあたる部分も細いから、あたりがやさしく、味の邪魔をしません。
いいお箸でいただくと、お料理も格が上がったように感じられます。

大黒屋さんのお箸は、たとえばこちらで買えますが、
価格を見るとびっくりされる方もいらっしゃるでしょう。
でもそれだけの価値のある職人技だと思います。
大黒屋さんのお箸は、ただ先が細いだけではありません。
箸先がすっと寄り添いピタッと合う、この美しさ、快感はなかなかのものです。

ただ、白状すると我が家ではそんなに高価なものは使っていません。
五角箸、八角箸になると高くなりますが、以前は四角のものを2000円前後の手ごろな価格でネットショップで買うことができたのです。
今は探しても見つからなくて。
大黒屋さんのお店に行けばあるのかもしれませんが・・・。

五角箸は手になじみやすいそうなので、いつか手に入れたいな、と思っています。




もう1種類、気軽に使える竹製のお箸もそろえています。
これも箸先がごく細いもの。
名前を入れてもらえるので、今まで何人かにプレゼントしました。
竹箸の軽さも、いいものです。

そうそう、鍋もの、鉄板焼きなどのときは、
無印良品でまとめ買いできる竹箸をガンガン使っています。
麺類をいただくときも竹箸がいいような気がします。
Commented by azu at 2009-02-19 05:28 x
お箸のおはなし、とっても共感です!繊細でやさしい箸先で美味しいお料理をさらに美味しくいただく・・なんて素敵な表現なんでしょう!(azukkiさん、詩人な方ですね! 本が好きな方って話し言葉、書き言葉に表われますよね♪) 今回のトピックを読んで、またつくづく日本人として生まれてよかった、と思いました。

結婚してこちらへ来る時にお祝いで「専門店でいちばんおすすめの使いやすいもの(特に外国人である夫向けに)って選んでもらったのよ」といただいてずっと出し惜しみしているお箸が2セットあって、今チェックしてみたら何と、黒檀と紫檀を使ってある八角箸でした!もうひとつは、先がとっても細い竹箸!なんという偶然!たしかに両方とも、うちの普段使いのお箸(ナチュラル素材の100均のものです・・)と比べると、箸先がとーっても細いです!つくりも全然違いますね。今まで意識してなかったです。
八角箸に添えられていたお箸やさんのカードには、手になじむ太さ、豆もつかめる箸先の細やかさなどを考えて作られたこと、毎日の食卓でつかっていくほどに木の風合いが増していくこと等が書いてありましたよ。
また勉強になりました、ありがとうございます♪

Commented by junju5-8 at 2009-02-19 11:00
azukkiさん、お誕生日おめでとうございました♪
2月のお生まれなんですね。ちなみに今日は2月生まれの方、吉日なんだそうです^^

うちの夫もデパートの江戸展で買った先の細い箸を使っていて、ご飯粒もよくつまめるみたいです。
日本人として生まれたからには美しく箸を使いたいものですね。
でもお鍋の焦げをとるのにその箸を使ったらしく、左右長さが違うんですよ(ToT)
Commented by goldy2 at 2009-02-19 14:29 x
azukkiさん、お誕生日おめでとうございます。
水瓶座ですね。この1年がとてもすてきな毎日の連続になりますように!

さすがazukkiさん。お箸にもしっかりした美意識をお持ちなのですね。
先が細いお箸はお食事がおいしくなるのですか。
今度買い換えるときは、先の細いお箸にしてみます。
お弁当のごはんを詰めるようにも先の細いお箸があると
便利そう。早く買換えの時がこないかな(*^_^*)
そういえば、大黒屋さん、昔行ったことあります。
父と母に、テレビでみた江戸の昔からある軽くて食べやすいお箸をプレゼントしようと思い、テレビの情報を頼りにWEBで探して・・・。
でも、そのお箸は大黒屋さんのものではなかったのです(涙)
幸い大黒屋さんもとてもいいお箸やさんだったで
上等の夫婦箸を奮発してプレゼントした記憶があります。
そして、自分たちのお箸までは買えなかったので
納豆をかきまぜる用の太いお箸を
当時はまだ幼児だった納豆好きの長男のために買ったのでした。
あれは何年前の記憶???
納豆箸はとても重宝で、今も現役で活躍しています。
Commented by azukki_bio at 2009-02-19 15:54
>azuさん、
共感してくださってうれしいです^^
お箸もですが、カップやグラスなど、口につけるものの材質、質感や厚みで味が変わるのは面白いです。

黒檀と紫檀の八角箸も先の細い竹箸もお持ちだなんて!
それはぜひぜひ使ってみてください!
自宅用はみんな四角箸ですが、私のお弁当用のお箸だけは大黒屋さんの八角箸を奮発したんですよ。
(家族用は、すぐ洗えなかったりするので、なんて理由をつけて・・・。)
お弁当の時間も豊かです^^
Commented by azukki_bio at 2009-02-19 16:04
>junjuさん、
ありがとうございます^^
はっ!吉日だったのですか。なんと今朝はめったにないことに1時間も寝坊してしまったのですが、お弁当作りやら何やら、なんとか間に合ったのはラッキーだったのかも・・・。

箸先が細いとごはんのひと粒までしっかりつまめるし、食べるものへの寄り添いかたがきれいなんですよね。
ご主人のお箸、残念ですね、もしかしたら削りなおしてもらえるかも?
そして、よかったらおそろいのお箸でどうぞ美味しいごはんを♪
Commented by azukki_bio at 2009-02-19 16:12
>goldyさん、
ありがとうございます^^
すてきな毎日にするよう、精進したいです。

箸先の違いで、本当に味が違う・・・と私は感じるのです。
飲み物も、カップやグラスの形状や質感、口につけるところの厚みによって味が違ってくるように・・・。
箸先が細いと、食べ物にやさしいというか、エネルギーを邪魔しない感じがするんですよね。そして、口に運んだときにも控えめで静かです。

盛りつけのときも細いのがあると便利ですよね。
京都に行ったら、お箸の専門店に行って買おうと思いながら、まだ果たせていません。
「納豆箸」というのもありますよね!
私は納豆が食べられない人(涙)なので試せないのですが、納豆好きな息子にいつか買ってやりたいと思っていますよー。
by azukki_bio | 2009-02-18 22:34 | モノ語り | Comments(6)