azukki的. 姉妹猫mao(黒)とmeo(銀)、保護猫ノア(黒白) 空と花と石と美しいもの。

ざんげの値打ちもない/ひこうき雲

今日は、マクロビオティックとは関係ない、音楽の、しかも古ーいお話。

(追記・・・upしてから、マクロビオティックに関係ないことなんて、世の中にはないと気づいた。音楽も食べもの。)


珍しくTVドラマを見ました。8月1日に放映された「ヒットメーカー阿久悠物語」。
ディテールに凝った、なかなかよくできたドラマでした。
「スター誕生」を見て育った私(年がわかりますね、、、)ですから懐かしさもいっぱい。

その中で、阿久悠氏が作詞した「ざんげの値打ちもない」(歌:北原ミレイ)が流れてきて、ああ、これを最初に聴いた時は衝撃的だったなあ・・・と思い出した。
でも同時に思い出したのは、この曲を初めて聴いたときに歌っていたのは北原ミレイじゃなくて沢田研二(愛称ジュリー)だった、ということ。
彼の艶のある声で歌われる歌詞がいまだに耳にこびりついています。

そしてネットで調べた結果・・・私がそれを聴いたのは、1976年、TBSの「セブンスターショー」という一瞬存在したTV番組だったことが判明。
当時、中学生でした(ますます年がわかりますね、、、)。

この番組、故久世光彦氏の企画によるもので、90分間、基本的にひとりの歌手のみが歌うという当時としては画期的な番組。いわばワンマンショー。リサイタル。
他にも西城秀樹、森進一、布施明、吉田拓郎らが登場したようです。

私はこの「セブンスターショー」の沢田研二の回を見たのでした。
何回も繰り返し聴いたことをおぼえているから、おそらく、TVの音をカセットテープレコーダーで録音したのでしょう。ビデオ録画なんてまだまだ普及してないから。

彼の持ち歌ではない「ざんげの値打ちもない」は、歌そのもののインパクトも当然のことながら、当時スーパースターだったジュリーがまるで身を貶めるかのようにして演劇的に歌う姿が、まだ世の中のことをよく知らないローティーンの私を根底から揺さぶってくれたのです。
「Dio come ti amo(愛は限りなく)」も素晴らしい歌唱でした。
感動して何回も聴いたお気に入りだったことが今でも蘇る・・・。

ちなみに、you tubeで「セブンスターショー」の貴重な動画が見られます。→こちら
各曲、さわりだけですが雰囲気は伝わります。懐かしいなあ・・・。
「ざんげの値打ちもない」は一瞬。鉄格子の中で歌うジュリー。

名曲「Dio come ti amo」の動画、you tubeで見つけました。→こちら
 (「セブンスターショー」の映像ではありません・・・
 「セブンスターショー」はもっと凄みがあった。)

 
(注)私は特にジュリーのファンだったというわけではありません。
樹木希林のように、「ジュリー!!」と叫んで身悶えして見ていたわけではなく(わかる人いるかなあ・・・)ただ、彼の歌、パフォーマンスが好きだったのです。


そして、「セブンスターショー」には「かまやつひろし&荒井由実」の回(この回だけは二人で構成されていたようです)もあったことが判明。
思わず、「そうだったのかー」と記憶の断片がつながった。

この回で、荒井由実(言わずと知れたユーミンこと松任谷由実ですね)というアーティストを初めて知り、その音楽の新しさにうちのめされたのでした。
いえ、決してこれは大げさではありません。
坂本龍一の「戦メリ」を聴いたときに匹敵する衝撃です。
それまで荒井由実のような音楽を聴いたことはなかった。
「ひこうき雲」「空と海の輝きに向けて」「ベルベットイースター」「雨の街を」・・・こんな歌がそれまでにあったでしょうか。
フォークソングとも、ましてや歌謡曲とも違う、外国のポピュラーソングとも違う。
メロディもコードも歌詞もアレンジも、何もかも新しい。
まさに「ニューミュージック」(死語!)。

  you tubeで・・・たとえば「雨の街を

このときもたまたま録音したテープ・・・当時、繰り返し繰り返し、何度聴いたことか。
ピアノ楽譜を買い、こっそり弾き語りなんぞもしていた・・・(恥ずかしい)。
少なくとも、荒井由実だった時代のユーミンはいまだに、革命家だったと思います。
もちろん、アレンジャーである松任谷正隆氏やバックミュージシャンの功績も大きいですが。
坂本龍一が世界レベルなら、ユーミンは国内レベルの革命をもたらした人。
国内レベル、というのは、侮っているわけではなく、ユーミン自身も、国内をターゲットに考えていたに違いないと思うからです。

小学校高学年くらいから高校にかけての一番多感な時期、音楽から受けた感動や衝撃は数えきれません。ほんとに感じやすい時期でした。
今、あんなに何かに感動して、これでなくちゃ!と譲れないようなことがどれくらいあるかしら。あの頃は密度が濃かったなあ・・・。


長々と、個人的な思い出話を読んでくださってありがとうございました^^
Commented by Sinead at 2008-08-05 23:33 x
はじめまして。
私も最近ジュリーの映像をYouTubeで見て衝撃を受けました。
(そのことを自分のブログにも書きました)
彼が活躍していた当時は、私はまだ中学生くらいでした。
ジュリーはアイドルにしては、ちょっと年がいっていたし
何だか派手な格好をした、厚化粧した歌手くらいの認識でした。
大人になって久々に彼の映像を見て、こんなに華があって、
ファッションも今見ても充分おしゃれで、
こんな素敵な人だったんだって言葉を失いました。
彼の歌も素敵ですね。
あの頃、彼の素晴らしさが分かるには、
あまりに自分は子供過ぎたのでしょうね(笑)。

中・高校生時代、荒井由美の時代のユーミンが大好きでした。
「卒業写真」を初めて聞いて衝撃を受けてました。
こんな歌聞いたことがない…って。
彼女の声、詩、曲に惹かれました。
「雨の街を」、「ベルベット・イースター」、「そのまま…」etc大好きでした。
あの頃、夢中になった聴いた曲は今でもしっかり覚えているんです。
あの頃は大きな心の支えにもなってくれてました。
私もつい懐かしくなってしまい、ついコメントが長くなってしまいました。
Commented by azuki_life at 2008-08-06 11:00
多感なときに聴いた曲って、いつまでも影響されますよね。
私はシンディー・ローパーやマドンナ、松任谷由美です^^
Commented by goldy at 2008-08-06 13:33 x
はじめまして。マスタークックを買おうかどうしようか・・・と迷っていろんなブログを読んでいるうちにたどりつきました。ふとみると、同じ世代じゃーん!!(って私のほうが若干年上っぽいけど)
ユーミン、はまりましたねぇ。友達にひこーき雲のLP借りて、夜も朝も(学校にいる時間以外)はずっと聴いてました。音楽って、そのときの自分とまわりの状況すべてに関連して思い出となっている感じ。高校生の自分がなつかしいく、愛しいです。お邪魔しました!
Commented by azukki_bio at 2008-08-06 21:09
>Sineadさん、ようこそ!
コメントありがとうございます。
ブログ、拝見しました。ロンドンにお住まいなんですね。
とっても素敵な暮らし・・・。
ジュリーについての記事も読ませていただきました。
本当に今見ても彼は一流のエンターテイナーですね。
そしてジュリーと言えば、樹木希林ですよね^^
私もあのころは彼の魅力が今ほど理解できてなかったと思います。
なんてもったいない・・・。

荒井由実の登場は、強烈でしたよね。
「せつない」があふれている曲ばかりでした。
青春のBGMにはいつもユーミンが・・・♪

同時代を共有する方とこうして遠く離れながらもやりとりできるって、ワクワクします。
素敵なブログ、ゆっくりお邪魔させていただきますね。
Commented by azukki_bio at 2008-08-06 21:25
>小豆さん、
シンディ・ローパーもマドンナも、かっこいいですよね!
そして松任谷時代まで、ユーミンにはずっとお世話になりました^^
『天国のドア』の「Save our Ship」は「空と海の輝きに向けて」の続編、みたいなことを聞いたことがあります。
松任谷時代で好きなアルバムは『流線形80』・・・古い?^^;
Commented by azukki_bio at 2008-08-06 21:39
>goldyさん、ようこそ!
コメントありがとうございます。
『ひこうき雲』、私もハマってました^^
これと『MISSLIM』『COBALT HOUR』の3枚はホント傑作♪
このあたりの曲を聴くと、当時の自分にすぐ帰れちゃう。
音楽の力ってすごいです。

マスタークック、おすすめですよ。
私は最近炊飯用も買ってしまいました・・・。
マクロビオティック始めていらっしゃるんですね。
楽しそうなブログ、またゆっくりお邪魔しますね。
Commented by すた at 2008-11-01 16:12 x
azukkiさんこんにちは
古いところからすこしずつ読み進めてここまできました・・・が、ここでジュリーにはまってしまいました!you tube でジュリーの映像を小一時間ばかり見続けてしまった。。。
タイガースのころはケッって思っていたのに、ソロになってからのジュリーは好きだったなー。
ってしみじみ懐かしい時間を送りました。ありがとうございました。うふふ。
Commented by azukki_bio at 2008-11-01 17:33
>すたさん、
拙いブログを読んでくださってありがとうございます。
ジュリー!はまりましたか^^
私も、タイガースのときは遠巻きに(笑)していましたが、ソロになってからは秘かに好きでした。
(おおっぴらに好きというのは何かはばかられる気がしていて。)
音楽で昔に戻っちゃいますよね。
それに昔は音楽が濃かった。と思うのは私だけでしょうか。
by azukki_bio | 2008-08-05 18:05 | 音楽、本、映画・・・ | Comments(8)